当院は、安全で良質な医療を目指し、全職員が安全確保に対する責務を常に
意識する。
医療事故の防止に向け、部門の壁を乗り越えて意見をかわせる組織的な体制
整備を図る。
当院は、安全管理のための基本事項、事故防止策等について、職員に周知
徹底し、安全に業務を遂行するために必要な知識や技能を高める。
職員研修は定期的に開催する。
医療事故やインシデント事例は、院内で定めたルートで迅速・適切に報告する。 専従セーフティマネジャーを中心に、報告された事例を分析して問題点を把握し 改善策を立案する。立案された改善策を各部署に伝達し、周知徹底する。
患者さんに事故等が発生した場合は、救命や治療を迅速・適切に行ない、患者 さんや家族に十分な情報提供をする。事故の経緯等を把握し、原因究明や再発 防止策の検討を速やかに行なう。
「医療安全相談室」を設置し、患者さんからの相談に適切な対応を行なう。
また、相談により患者さんや家族等が不利益を受けないように努める。
医療安全推進のため、随時「医療安全対策マニュアル」を整備して、全職員へ 周知徹底を図る。
医療安全対策室(医療安全管理部門)は、2003年3月に設置されました。
医療の安全確保、質の向上のため、組織横断的に院内の安全確保を推進しています。
ゼネラルセーフティマネジャー | 副院長 |
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専従セーフティマネジャー | 副看護部長 |
医薬品安全管理責任者 | 薬局長 |
医療機器安全管理責任者 | 主任臨床工学技士 |
事務安全管理責任者 | 医事課長 |
報告されるインシデント・アクシデント事例に対し、集計・分析・対策立案し、各部門の兼任セーフティマネジャーと共に、再発防止に取り組んでいます。
WHO患者安全カリキュラムガイド多職種版2011を参考に教育対象を明確にし、全職員に
医療安全教育・研修を計画的に実施。様々な事例に対して情報を共有、改善を行なっています。
また、院内を定期的に巡回しながら、患者さんの安全が守られるよう指導しています。
患者さん、ご家族の医療安全に関する相談などに対応し、患者さんの安全を第一に問題解決に努めています(医療安全相談の詳細については患者相談センターをご参照ください)
「共有しよう私の経験、活用しようあなたの教訓」を基本にし、グループワーク、シミュレーションなど参加型研修を行なっています。また、地域の医療機関に向け公開講座も開催しています。
等、年間30回以上の研修を企画・開催しています。
医療をより安全に行なうため、当院では患者さんへ以下のご協力をお願いしています。
患者間違いを防止するため、外来患者さんには、採血、注射などの前に「お名前、生年月日」
を名乗っていただき、ご本人を確認させていただきます。また、状況に応じて、リストバンドの装着
をお願いいたします。
入院患者さんには、リストバンドの装着をお願いしております。また、採血、注射などの前に
「お名前」を名乗っていただき、ご本人確認をさせていただきます。
入院患者さんは、病気や生活環境の変化、お薬の影響などにより転倒・転落しやすくなる場合
があります。入院時は、「入院中の転倒・転落事故の可能性について」を読んでいただき、
転倒・転落予防へのご協力をお願いいたします。