社会保険田川病院

働く人を知るPeople

助産師インタビュー


院内助産に取り組んでいる田川病院には
助産師の活躍の場がたくさんあります

助産師 Y.Yさん
2020年入職 / 宮崎県出身
福岡県立大学看護学部(田川市)卒業


――助産師を目指したきっかけと、就職先に田川病院を選んだ理由を教えてください。

私の母も助産師だったので、幼い頃からこの仕事にあこがれを抱いていました。
綾野剛が主演したドラマ「コウノドリ」を見た時もかっこいいなと思い、将来の夢はブレることなく、助産師ひと筋できました。
田川病院を選んだ理由は、実習先だったこともありますが、「院内助産」に取り組んでいたからです。


――院内助産とは、どのような取り組みですか?

院内助産は、助産師が妊婦健診から出産、産後までを一貫してサポートする仕組みです。
医師の定期健診はありますが健康で異常がない場合は、医師はお産に立ち会わずに、助産師だけで出産をサポートします。


――いつ出産があるか分からない助産師の仕事は大変ではありませんか?

田川病院では年間247件の分娩があります。
私はまだ1年目なので夜勤をしていませんが、2年目になると夜勤も始まります。夏くらいまでは先輩と一緒に夜勤に入れますが、そのあとはひとり立ちしなければなりません。業務を覚えるのにまだ手いっぱいという感じですが、頼りになる先輩たちに囲まれて頑張っていこうと思っています。
将来は、妊婦さんと認識から出産、産後まで一貫してかかわっていけるような助産師を目指したいです。


――お母さんたちの頼もしい味方ですね。さて、忙しい毎日を楽しく過ごす工夫は何かしていますか?

買い物が好きで、休みの日は天神まで行きます。田川市内からバスで1時間ちょっとなので気軽に日帰りもできます。
また、病院の近くに「bird coffee」というカフェがあってそこのマフィンも大好きです。ただ、コロナ禍で外出制限中は、観葉植物の手入れをしたり、YouTubeでダイエットダンスに励んでいました。


――おすすめのお店も教えていただき、ありがとうございます。では最後にメッセージをお願いします。

田川は田舎ですが、人が温かくて良いところです。
一緒に働きましょう。



地域みんなが顔見知り
田川病院はアットホームな雰囲気で安心してお産ができます

助産師 A.Cさん
2019年入職 / 宮崎県出身
純真学園大学(福岡市南区)卒業 福岡県立大学看護学部(田川市)卒業


――Aさんは看護師の資格を取った後に大学院に進んで助産師となったのですね。助産師になろうと思ったきっかけは?

高校生の時に見た、テレビ番組の影響です。
プロフェッショナルという番組で助産師の活躍を目の当たりにして、出産という生命の誕生に立ち会える素晴らしい職業だと思いました。
実際に、出産に立ち会ってみるとテレビで知る以上にきついし、痛そうだし…。でも頑張っているお母さんを見ると、もっと支えよう、支えられるような助産師になろうという思いが強くなりました。
生まれてきた赤ちゃんと初対面したときに見せてくれるお母さんの笑顔って本当にキレイなんですよ。助産師の特権ですね(笑)


――田川病院には健康な妊婦さんだけでなく、様々な事情を抱えた妊婦さんがいるので大変ではありませんか?

確かに、そうですね。夜のお産で初産婦さんの出産が印象に残っています。
その方、途中までは順調だったのですが、停滞して出産が進まなくなり、急きょ医師に来てもらったんです。医師によると赤ちゃんが大きいだけで問題はないという診断だったので、ご本人の希望もあって帝王切開にはせず、自然分娩でとなったのですが、すごく大変で…。ものすごく励ましながら最後まで粘って、頑張って、お母さんの産む力と赤ちゃんの生まれようとする力を信じることの大切さを痛感しました。


――お産の一つひとつがドラマ以上にドラマティックなのですね。田川地域における田川病院の役割って大きいですね。

全国的にもそうですが少子化で産科が減っている中、田川病院は頼られていると思います。
2人目、3人目の出産でくるお母さんたちもいて、すっかり顔なじみになったり、小児科もあるので取り上げた赤ちゃんが成長していく様子も見ることができます。


――田川病院で生まれる赤ちゃんは、皆に見守られていて幸せですね。

はい。そう言っていただけるように私も頑張ります。
「田舎あるある」ですが、地域の人が顔見知りでアットホームな雰囲気が田川病院にはあります。
田川で一緒に働きましょう。


申込み >