診療科・部門のご紹介

部門紹介

検査課

検査課は医療の現場において、正しい診断と治療に導くために患者さんの体の情報を提供する部門で

  1. 患者さんの体から直接情報を頂く、心電図検査、肺機能検査、脳波検査などの生理機能検査から心エコーや血管エコーなどの超音波検査を含む生体検査
  2. 患者さんから採取した尿、血液、便、組織などを分析・測定する検体検査

を担当しています。

当検査課は 社団法人日本臨床衛生検査技師会の精度保障施設の認証を2015年3月に更新しています。

検査課は、迅速かつ正確なデータを提供できるよう日々、研鑽しています。

検査部導入検査機器

全自動生化学分析装置

・生化学検査(肝機能・腎機能など)
・薬物濃度
・感染症

全自動免疫血清分析装置

・感染症(肝炎ウイルス)
・腫瘍マーカー
・甲状腺ホルモン

多項目自動血球分析装置

・血球計数 
・白血球分類

尿定性自動分析装置・尿沈渣自動分析装置

GLOCOSE自動分析装置・グリコヘモグロビンA1c分析装置

呼気中13CO2分析装置

・ピロリ菌検査

全自動血液GAS分析装置

全自動細菌同定感受性分析装置

血液培養装置

中央検査室

中央検査室は検体検査部門で病棟・中央処置室・外来診療科などで採取された検体がここに搬送され、検査を行います。御紹介した導入機器により

尿検査・血液検査・血液凝固検査・肝機能検査・腎機能検査・糖尿病検査
腫瘍マーカー・甲状腺ホルモン・薬物血中濃度・輸血関連の検査・細菌培養
細菌同定・細菌薬剤感受性試験

などの検査を行っています。 

院内実施検査項目の結果は、リアルタイムに電子カルテへ送られます。

生理検査室

生理検査室は、生体検査部門で直接、患者さんの体から情報を頂く検査を行っています。

各種心電図・心エコー・血管エコー
血圧脈波・肺機能・脳波・神経伝導速度
聴力検査・重心動揺検査

などを行っています。

このほか、無呼吸睡眠の検査を病棟での1泊入院で行っています。

心電図検査

1.12誘導心電図

・所要時間は、電極装着などの準備時間を含めて、5~10分程度です。
・ベッド上で手首、足首、胸部に電極をつけ、安静にして記録します。
・不整脈や虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)などの診断に有用です。

2.運動負荷心電図(マスター・トレッドミル)

・所要時間は、電極装着などの準備時間を含めて、約30分程度です。
・階段昇降(マスター)や、ベルトコンベアー上での歩行(トレッドミル)などの運動をすることで心臓に負荷をかけ、心電図に変化が起きるかを見る検査です。
・狭心症の疑いや、心臓の能力(手術に耐えられる十分な力を持っている心臓か、十分な運動能力があるか)を判断するときなどにおこなわれます。

3.ホルター心電図

・所要時間は、電極装着・説明を含めて、15~20分程度です。
・検査装置を装着し、普段どおりの生活をしながら、約24時間の心電図記録を行います。
・記録されたデータは、ホルター心電図解析装置により解析し、不整脈の種類や発生頻度を調べます。
・動悸の原因や、失神・めまい、息切れ、胸痛、徐脈、治療効果の判定、さらにペースメーカーを植え込んでいる患者さんの評価などを行う検査です。
・安静時心電図ではとらえられない変化を見つけることが出来ます。

4.24時間血圧計

・所要時間は、電極装着・説明を含めて、10~15分程度です。
・血圧を測る機械を装着し、一日の生活の中での血圧の変動を測定します

心エコー

・所要時間は、約30分です
・ベッド上に左側臥位になって、ゼリーを塗ったプローブを胸に当て、心臓の大きさや動きを観察します。
・心臓の形や大きさ、心臓壁の厚さ・動きなどの評価、弁の動きや形態、異常血流の有無などを調べます
・検査のための食事制限はありません
・きれいな記録をするために息をすったり、吐いたり、止めていただくことがあります

血管エコー

1.頚動脈エコー

・所要時間は、約30分です。
・ベッド上で、首に、ゼリーをつけたプローブをあてて頚部の血管(動脈)の内部を観察します。
・脳梗塞や脳塞栓などの頭蓋内血管病変を推定することができます。
・近年高齢化や食生活の欧米化に伴い増加している動脈硬化性疾患の予防や、早期診断に役立ちます

2.下肢動脈エコー

・所要時間は、約30分です
・血圧脈派検査で閉塞性動脈硬化症が疑われた場合、下肢動脈の各所で血流を記録することにより、動脈の狭窄部位や狭窄の程度が診断できます。
・「歩いていると足がすぐに疲れる、休み休みじゃないと歩けない」などの症状を間欠性跛行といいますが、これは足の動脈が狭窄していることが原因で起こります。この様な方は下肢動脈エコーを行なうことによって足のどの血管が狭窄しているのか調べることができます。

3.下肢静脈エコー

・所要時間は、約30分です
・エコノミークラス症候群の原因の深部静脈血栓症、下肢静脈瘤等の診断に利用されます。
・最近話題の「エコノミークラス症候群」という病気がありますが、これは長い間同じ姿勢でいると足の静脈に血の固まりができ、体を動かしたとたん血の固まりが、肺の血管に詰まってしまう「肺塞栓症」という病気を引き起こします。胸が痛くなったり呼吸が苦しくなり、最悪の場合死に至る事もある恐い病気です。この原因である血の固まりを下肢静脈エコーで見つけることにより、診断・治療に役立てます。

血圧脈波(ABI/PWV)

・所要時間は、約15分です
・両腕・両足首の血圧を測定し、血管の硬さと狭窄を知ることができます。
・得られた結果は動脈硬化の程度を数値・グラフで表せ、「血管年齢」がわかります
(動脈硬化を総合的に診断することができます。)

①PWV(Pulse Wave Velocity)脈波伝搬速度・・・
 心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通じて手や足に届くまでの速度のことで
血管が硬いほど、その速度は速くなります。
②ABI(Ankle-Brachial Index)足関節上腕血圧・・・
 足の動脈が細くなったり、詰まっていたりすると下肢の血流が悪くなり、ABI値が低くなります。

肺機能検査

・所要時間は、約15分です。
・鼻をつまみ口だけで息をし、大きく息を吸い込んだり吐き出したりして、肺の大きさや肺の働きを調べるための検査です。
・COPD(別名タバコ病)の早期診断が出来ます。
・同性・同年代の方と比較して自分の呼吸機能(肺の健康状態)がどの程度にあるのかを知る指標として「肺年齢」がわかります。

脳波検査

1脳波

・所要時間は、電極装着などの準備時間を含めて、約60分程度です
・頭皮に20個程度の電極をつけ、ベッドに横になり、軽く眼を閉じて力を抜き、楽にしていただきます。
・検査中、眼の開閉や光の点滅を受けたり、深呼吸をします。
・てんかん、脳腫瘍、脳損傷、脳血管障害などの診断に際して、重要な検査です。

2.NCS(神経伝導速度検査)

・所要時間は、約60分です
・末梢神経機能の客観的評価方法として用いられている検査で,多少痛みを伴なう場合もあります。
・手足の指がしびれる、手に力がはいらないなどの症状がある時に行う検査です。
・手根管症候群、糖尿病性神経障害などの疾患に有用です。

3.ABR(聴性誘発電位)

・所要時間は、約60分です
・ヘッドホンからの音刺激によって誘発される聴神経や脳幹聴覚路の活動電位を、頭皮上においた電極から記録する検査です

PSG(終夜睡眠ポリグラフ)

・睡眠時無呼吸症候群の原因や重症度を調べたり、治療方法などを決定するために重要な検査です。
・一晩入院していただいて脳波や心電図、胸部の動き、血中の酸素飽和度を測定しながら寝ていただきます。

認定資格
筑豊糖尿病療養指導士
細胞検査士
国際細胞検査士
認定心電検査技師
超音波検査士
緊急臨床検査士
NST専門療法士